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カスタマイズ可能なGキー
ロジクールのゲーミングキーボード(G105)を購入した。
現在Gキーが備わっているゲーミングキーボードは3種類だが、近いうちにG910 RGBという新しいモデルも発売されるようだ。
Gキーにプログラムできる内容やマクロ登録方法などで検索してきた方は、こちらのページでわかりやすくまとめたので参考にしてほしい。
Gキーが搭載されたモデル
G105:安い-
G710:26キーロールオーバー(26キー同時押し可能)静音タイプ-
G510s:Gキーが多い・様々な情報が表示されるパネルがある-
Gキーが搭載されている3種類のキーボードの大まかな特長は上記のような感じだ。
詳細な比較表はこちらからどうぞ。
もちろん貧しいので安いG105を購入した。
カスタマイズ可能なGキー
ロジクールのゲーミングマウスやゲーミングキーボードにはGキーが搭載されており、このGキーには様々な機能やマクロ登録などを割り当てることが可能だ。
このキーボードを購入した一番の理由は、このカスタマイズ可能なGキーが搭載されているからだ。
同じ会社のゲーミングマウスを持っているから、このGキーの便利さはわかっていて、さらにたくさんのGキーをカスタマイズしたいと思いキーボードも購入した。
マウスのGキーにはWindowsのショートカットキーを割り当て、キーボードのGキーには使用するソフトのショートカットキーやよく使用するテキストやタグなどを登録している。
このGキーには、キーボードもマウスも全く同じ内容のプログラムや機能を割り当てることが可能だ。
Gキーにカスタマイズできる内容を1から書くとめちゃめちゃ長引いてしまうので、どんなことができるのか興味がある人は、最近作ったGボタンの設定方法(マクロ登録)のページを見てほしい。
ここからはこのキーボードの気になった点や機能を書いていこうと思う。
GキーとMボタンとMRボタン
Gキー・・・プログラム可能なボタン
Mキー・・・モードを切り替えるボタン
MRキー・・・一連操作の録音ボタン
まずGキーだが左端に6個配置されている。
そしてGキーの上にMキー(モードボタン)が3つ並んでいて、このMキーを押すことによりモードを切り替えることが可能だから、1つのGキーには3つのプログラムや機能を割り当てることが可能だ。
Gキー(6個)×モードキー(3段階)=計18個の割り当てが可能。
●〔モード1:Aゲーム〕〔モード2:Bゲーム〕〔モード:Cゲーム〕
●〔モード1:狩用〕〔モード2:対人用〕〔モード:サブキャラ用〕
●〔モード1:WEB閲覧〕〔モード2:Aソフト〕〔モード:Bソフト〕
例えばモード機能を利用すれば、上記なような使い方ができるので、Gキーにプログラムや機能などをたくさん割り当てたい用途では非常に有効活用できる。
ゲーミングマウスの場合はモードを切り替えるモードスイッチをGキーに割り当てる必要があるから、
ちなみにロジクールのゲーミングマウスの場合は、G300rとG600rの2種類だけモード切替機能が備わっている。
MRキー|その場でマクロ登録が可能
MRキーは(マクロレコード)といって、これはかなり便利なボタンだから使い方を覚えておいたほうがいいだろう。
上の画像を見るとわかりやすくなると思うが、このボタンはDVDデッキなどにある録画ボタンと同じようなもので、一連の操作をソフトウェア(ドライバ)を開かなくても記録することができる優れものだ。
ソフトウェアを開かなくてもいいってことは、ゲームやソフトを開いてるその状態で即座にマクロ登録ができるということだ。
例えば、デスクワークだと表/文章/サイトなんかを作っていると、何回も複数の同じキーワード/単位/タグなどを入力しなければいけない煩わしいシーンがあると思う。
ゲームでも普段使用しないアイテムやスキルなどをGキーに割り当てたいシーンがあると思う。
そういった際に、このMRキーを使うと即座に割り当てたいキーやキーワード/タグなどを登録することができるから便利だ。
MRキーを使っての登録方法
MRキーを使っての登録方法だが、MRキーは録画ボタンと思えば簡単だ。
この〔MRキー〕を押して、割り当てたいGキーを押すと、〔MRキー〕が点滅しはじめる。
そして、割り当てたいキーや一連の操作を入力して、再度〔MRキー〕を押すと登録完了だ。
ちなみに遅延(キーを押すタイミング)までは記録されないから、遅延も記録したい場合はソフトウェアを開いて登録する必要がある。
打鍵音
おれは今まで1,000円前後の安物のキーボードを使ってきたから、他のゲーミングキーボードと比較することはできないが、このキーボードの打音はかなり静かに感じる。
安物は「カチャカチャ」と鳴るが、このキーボードはクッションがあるような感じだから「ポクポク」といった感じだ。
ただ静音に特化したキーボードや上位モデルのキーボードから比べると静かなほうではないのかもしれない。
Amazonでそういったレビューを多くみかけた。
てことでこれまで安物のキーボードを使った人には静かに感じるかもしれないが、静音タイプのキーボードを使ってきた人には不満があるかもしれない。
ちなみに上の三種類だと一番静かなモデルは、静音メカニカルキーを採用しているG710だろう。
LEDバックライトキー
ロジクールのゲーミングキーボードは、キーの文字が全て光って表示されるようになっている。
キーに文字は塗装されていないから、長年使っていて文字がかすれたり消えることはない。
この機能はブラインドタッチできない人が入力したいキーをすぐに見つけ出せるためみたいだ。
このLEDバックライトキーを押すことにより、LEDライトを消したり、2段階の明るさ調整ができる。
おれはブラインドタッチができるからキーボードは見ないし、こんな機能は必要ないと思っていたんだが、使用頻度が少ないキー押すときに気づいたが探しやすくて便利だ。
このLEDライトの明るさだが、レビューでは暗いという書き込みが目立ってたが、おれは闇の人間で普段薄暗い部屋で作業してるから明るく感じる。
ちなみにG510Sはバックライトの色を変えることができて、G710は白色LEDを搭載してるから間違いなくG710が一番明るいだろう。
レビューも全部みたがG710は価格が高いだけあって、打鍵音とバックライトの明るさは高評価だった。
メディアコントロール
メディアプレイヤーを操作できるコントロールキーがあり、ゲームや作業をしながらでもメディアプレイヤーを開くことなく操作することができる。
公式のページではこのマークが真っ赤で見やすいんだが、実際は腐った苺みたいな色でキボードの影になって非常に見にくい。
G510sとG710には専用のメディアコントロールキーがあるんだが、このG105にだけF6~F12キーにメディアコントロール機能が割り当てられてる。
これでどうやって操作するのか疑問だったんだが、調べてみると下段にあるFNキーを押しながらF6~F12キーを押すことによってプレイヤーを操作できるようだ。
便利な機能だと思うが、おれはyoutubeを聴ききながら作業してるからあんまり使ってない。
ちなみに他のプレイヤーやYoutubeも操作することができたが、プレイヤーの画面以外から操作できるのはメディアプレイヤーだけだった。
ゲームモードスイッチ
ゲーム中にWindowsキーを誤って押してしまい、デスクトップ画面に戻されたことが経験はないだろうか?
これが大事なシーンやレベルがあがる前に起こって殺されるとデスペナをうけるので発狂してしまうと思う。
このゲームモードスイッチを押すことにより、Windowsキーとコンテキストメニューキーが無効化になるようだ。
6キーロールオーバー&アンチゴースト対応
複数のキーを同時に押した場合に押していないキーが入力されることがあり、この現象をゴーストの発生と呼ぶらしい。
つまりアンチゴースト対応されているキーボードは、複数のキーを同時に押してもゴーストの発生が起こらずに、キーを押した順番に正しく入力されるようだ。
ロールオーバーとは同時に押せるキーの数を表し、このキーボードは6キーロールオーバー&アンチゴースト対応なので、6個のキーを同時に入力しても6個まで正しい順番に正しく入力されるということになる。
一般的なキーボードは3~4キーロールオーバーなので、キーボード(W.A.S.D)でキャラクターの動きを操作するゲームでは、移動しながら他の動作やスキルもキー入力しなければいけないので、ロールオーバーが多いゲーミングマウスのほうが向いているだろう。
ちなみにG510sは5キーロールオーバーと1つ少なく、G710は26キーロールオーバーもあるので、メモ帳の上でA~Zのボタンを同時に押すとA~Zの文字が同時に入力されるはずだ。
このロールオーバーだがコストがかかるようで、G510sより機能が少ないG710が割高なのはロールオーバーの数が多く静音タイプだからなのかもしれない。
まとめ
このキーボードは安物のキーボードからの買いかえで、プログラムが割り当てられるGキー目的だけで購入したので個人的に悪い評価はない。
さらにロールオーバーの数や静音を求めるのであれば、割高になってしまうがG710を選ぶか、新しく発売されるG910を選んだほうがよいだろう。
多機能でGキーが多いキーボードがいいのであればG510を選ぶか、同じくG910を選んだほうがよいだろう。
Gキーが搭載されたロジクールのゲーミングキーボードは数が少ないので、性能比較表も作った。
これまでキーボードというものは1,000円程度のもので十分だと考えていたが、Gキーに割り当てられる機能やプログラムのことを考えると、この3,994円で購入したキーボードの値段は決して高く感じない。
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