自分はいつも起床をすると、床に転がった猫砂の掃除と猫の目ヤニを取ってあげるのだが、その日は猫の右目が半開きになっていて目に涙をためていた。
気になって観察していると、ときおり右目から水道の蛇口が水漏れしたように涙が溢れ出てきて、床にポタポタと落ちるほど涙を流していた。
さらに、目が痛いのか・かゆいのか分からないが、手の側面をつかって目をかこうとする動作も見られた。右目は常に半開きかつぶっている状態で、目は軽く充血している。おもちゃには手をだして反応するときがあった。
見たことのない症状で不安となり、午前中に動物病院に連れていくと、ばい菌(病原体の感染)が入っているかもしれないとのことで、ゲンタマイシン点眼液を処方される。
少し前の出来事で記憶が曖昧だが、点眼液は朝昼晩・夜に差すように言われたように思う。そして、3日経って症状が改善されなければ、また病院に連れてきてくれとのこと。診療は目薬込みで2,700円くらいだった。
家の猫は目薬を目に垂らした瞬間、かなり嫌がって本気で逃げ出そうとしたので、タオルにつつんでしっかりと抱いとかないといけないほどだった。
そして、次の日の朝も目薬を差そうと思い、猫の目を開けたところ、黒目の中央に死んだ蚊が足を広げて死んでたのを目にしてギョッとしたと同時に安心した。
どうやら失明したり命をとられるような恐ろしい病気ではなく、蚊が入って目から涙を流していたようだ。初日はまぶたの裏側か瞬膜の内側に虫が入り込んで気づかなかったのだろう。
ただ、猫の目を触るわけにもいかないし、どうやって目に入った蚊をとればいいのだろうググるもわからず。とりあえず、その日は点眼液を差して様子を見た。
後日、虫が涙と一緒にでてきたのか、目を開けづらそうにしていた症状は治り、正常に戻っていた。目の周りも濡れていないようで涙を流した形跡は見られない。
次の日も念の為に点眼液を差した。その次の日も目は正常の状態になっており、何事もなかったような顔をしていた。その後も変わったことはなかった。
猫の目に蚊が入ったときの症状のまとめ
- 目の周りが濡れていることが多かった
- 目から大量の涙が床に流れおちるときもあった
- 右目を気にして手でかこうとしてるときがあった
- 右目が半目になっているときが多かった
- 右目をつぶっているときもあった
- 目が半目や普通のときはおもちゃに反応していた
以上、猫の目に蚊がはいったときの症状でした。
当時、ぐぐっても猫の目に虫が入ったときの症状を見つけられなかったので、備忘録&他の飼い主さんの参考になるかもと記載。
恐らく涙が床にポタポタと落ちていた時は、蚊が痛い場所に移って苦しんでいたと思われる。
逆になんとか痛みをこらえられる場所に蚊が移動したときは半目か普通の状態となり、おもちゃに反応する余裕があったと考えられる。
ちなみに、猫の目にゴミや虫が入ったときの対処法は、下記の獣医師監修の元で書かれた記事が参考になるかと思います。